秀よし ブログ

秋田で培われた三百二十余年の歴史を受け継ぐ鈴木酒造店の酒造り

酒蔵日記


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大吟醸袋吊り

最後の櫂入れが終わり大きく息を吸う。
「良し、吊ってもいいよ!」の掛け声が蔵に響く。
待ちに待った袋吊り作業が始まる。
若い蔵人たちは、僕に気を使ってか誰一人声も出さない。
淡々と作業している。

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この思い天に届け__(松尾様)。

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去年の秋から、賄いの加藤さんには『袋吊り用のサラシ』を縫ってもらった。
又、製品加工課の皆さんには一升ビン、アールビンの洗浄、そして壜慣らしのお酒を詰めていただきました。ご協力ありがとうございました。
そして何よりも蔵人の皆には、米洗い、夜中の麹づくりと厳しい仕事が多い中、不平不満の一言も言わないでついてきてくれました。
皆の思いが雫となって一斗瓶に溜まっていく。
ただただ感謝の気持ちで体がジーンと熱くなってくる。
蛇の目に取ったお酒を口に含めば、色々と思い出してさらにジーンとくる。
上出来である。

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3月になれば「雫のオークション」、「秋田県の鑑評会」、「山形の鑑評会」。
そして5月は「全国新酒鑑評会」と気の休まる時がない。
杜氏の特有の職業病である「金賞症候群」である。
それでもこの病が少し良くなる時がある。
それは事務の山崎さんから「おめでとう杜氏さん」と電話が掛かってきた時だ!
それを今から楽しみにしている。
まだ出品していなのに気が早いかな?

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