当蔵の庭に、井戸に向かって鎮座しているお社がありました。
だいぶ前に大雪の影響で壊れてしまい、暫く御霊を母屋でお預かりしていましたが、数年前に新たに創建することにしました。
本年ようやく出来上がり、水神様にお入り頂くことと相成りました。
角館鎮守神明社の戸沢宮司により、おまつりして頂くことにしました。
新たなお社は、総檜造りで銅版葺の屋根。
彫りの造形が美しく、大層立派にできました。
三浦工務店の大工さんの作品だそうで、発注した母はとてもご満悦でした。
水神様のご神体は、京都伏見のお稲荷様です。
お御霊を当蔵へお迎えしたのはいつの時代かはよく分かりませんが、お御霊が入った古い箱には表書きが書かれてありました。
伏見稲荷社務所に、ことの経緯とこの度の神事についてお聞きしたところ、確かに水神様としておまつりする場合もあるとのことでした。
末永く礼拝できるよう精進して参ります。
最後はみんなで「Hideyoshi—」でパチリ!
酒蔵日記
2018.08.08
水神様の入魂の儀
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