「明けましておめでとうございます」
早朝、酒蔵行事の『若水汲みの儀』を行いました。
お酒にとって命とも云うべき『水』。
本年も佳良の『水』を下さるよう、水神様にお願いを奉り上げました。
身の引き締まる思いで、伝承の行事を無事に執り行うことができました。
酒蔵にとって、もう一つの宝は『人』であります。
『人』がいてこそ良い酒を造ることができますし、そのお酒を楽しく飲むのも『人』であります。
『人』と『人』の繋がりこそが全ての本源だと思うのです。
当蔵には素晴らしい『人』が集まっています。
この一人一人の笑顔があるからこそ、喜んでいただけるお酒が生まれるものと信じています。
「お客様の憩いのひと時に、あー旨いと言われる酒であれば良い」。
最近はそのように思うのです。
本年も地料理と合う地酒造りに邁進して参りますので、これまでと同様にご愛顧賜りますように宜しくお願い申し上げます。