秀よし ブログ

秋田で培われた三百二十余年の歴史を受け継ぐ鈴木酒造店の酒造り

酒蔵日記


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仕込みの終盤

いよいよ仕込みの終盤を迎えております。
連日の雫取り作業は丁寧な作業を求められていますが、最高級のお酒がどんどん出来上がっていく様は圧巻です。斗壜が足りなくて、一部一升壜で対応しなければなりません。
酒粕踏みも重労働です。夏に出荷される踏み粕はこれからが発酵の本番です。板粕は酵素による糖化やタンパク質の分解が進み、併せてアルコール醗酵も進みます。味も素っ気もない板粕が、大きなタンクの中で甘く優しい夏粕になります。結構美味しいので、子供の頃は少し貰って食べました。今考えるとほろ酔いだったかもしれません。
あれだけの量の酒米も無事に精米を終え、精米機はこれから解体・掃除が始まります。
酛場も閑散としてまいりました。蔵人も休み勝ちになってきて、少し寂しくなってきました。
急に暖かくなってきましたが、酒蔵はいつもの春の様相です。

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